中学校卒業時までに覚えるべき英単語は日本の学習指導要領では2200くらい
現行の日本の学習指導要領では高校入試まで覚えるべき単語が2200語とされています。
小学校で600〜700語、中学校で1600〜1800語です。
この数字は10年前と比べると激増しています。
最近の学校で求められる英語力が私の学生時代と全く異なります。
学生さんのモチベーションも高いと感じます。
この記事では中学校での英単語の覚え方についてご紹介します。
中学英単語は1800、英熟語は400
中学では単語を1800、熟語を400覚えるのが目標です。
各出版社が発売している単語帳の収録語数もこのくらいです。
必要な単熟語は中学の教科書に収録されている
中学で必要な単熟語は基本的かつ日常的な英語運用能力に必要な語彙です。
中学3年分の教科書の中に網羅されています。
教科書の巻末索引に単語のリストが載っているはずです。
中学校の英単語・英熟語の覚え方
次に中学生の英単語・英熟語の覚え方を紹介していきます。
大部分の中学生はまだ英語の初心者・初級者です。
英語の綴りと発音の関係がまだつかめていないと思います。
スペリングと発音の規則のことを「フォニックス」といいますが、これがわかってくるとスペルを覚えやすくなります。
中学生はまだスペリングの規則を体得できていませんし、日本の学校ではフォニックスを学習しません。
英語というものに慣れるまで単語を覚えるのに苦労しがちです。
基本は教科書の学習と定期テストを学習する
まずは学校の教科書に出てくる単語を覚え、定期テストを一生懸命受けましょう。
教科書を真面目に学習していれば基本的に中学で必要な単語を学べます。
最近の教科書はアニメ風のイラストが使われていたりアプリ連携されていたりして、楽しく学べるようにできています。
音声も聞けるので発音と一緒に覚えよう！
英語→日本語、日本語→英語の両方を覚える
単語の知識には段階があります。
①なんとなく見たことがある
②思い出せないが選択肢があれば思い出せる
③選択肢がなくても思い出せる
④自分で使える
③の段階だと英単語を見て日本語が言えるでしょう。
④の段階になれば日本語から英語に訳せて会話や英作文で使えるレベルです。
高校入試問題では、最後に自由英作文が出題されることがあります。
④の段階でなければ英作文で使うことはできません。
つづり、音声、例文も一緒に覚えよう
単語は音声と例文と同時に学習すると効果的です。
この理由で教科書をしっかり学習するのがおすすめです。
単語集を使うときは、
・例文が載っているもの
・例文が音声CDに収録されているもの
を選びましょう。
中学英単語・英熟語のおすすめ教材
ターゲット中学英単語・英熟語
大学入試対策用単語集で７〜８割くらいの生徒さんが使用しているのがターゲットシリーズ。
その中学生版です。
『ターゲット中学英単語1800』と『ターゲット中学英熟語400』があります。
音声ファイルがダウンロードできますし、アプリもあります。
アプリでは音声を聞くだけでなく、単語クイズがあるのでゲーム感覚で学習できます。
ちなみにターゲットを使用した学習法の一例です。
①「日本語の意味が空欄」スライド
例文の音声を聞いて口頭でリピート、同時に日本語の意味をカッコに穴埋めする
→例文を発音とともにインプット＆単語の意味を日本語でインプット＆英単語をインプット
②「英単語が空欄」スライド
すぐ後にたった今①で学習した単語を空欄を埋めていく
→①で記憶した英単語をアウトプットする
漫然と単語集を眺めるより能動的な学習ができます。
基礎練のような学習法にはなりますので多少つらいと感じるかも知れません。
なお人間の脳は数日でほとんど忘れますので数日おいて再度学習を行います。
このトレーニングをやってみたい方はご連絡ください（作成中）
見本ファイルはダウンロードページにあります。
ランク順
文庫サイズでコンパクトです。
音声ファイルのダウンロードができます。例文は少なめです。
例文で覚える中学英単語・熟語1800
わずか298の例文の中で単熟語1800が凝縮されて使用されている教材が用意されており、効率よく学習できます。
高校英語のDUOのような感じでしょうか。
ボカロで覚える中学英単語
ボカロ曲の英語曲で中学英単語が学べる画期的な学習本です。
単語を覚えるのがつらいと感じる方におすすめです。
ただし、ボーカロイドの歌声で英語の発音を学ぶのは現実的ではないです。
ネイティブの発音を確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか？
中学生の単語の覚え方をまとめました。
中学英語は基本的に教科書をしっかり学習すれば文法も単語も大丈夫だとは思います。
単語もストーリーの中で覚えた方が記憶に残りますし、いろいろなトピックが学べるように工夫されています。
復習のつもりで単熟語集を用意して高校入試前に学習するのもよいかもしれません。
お読みいただきありがとうございました！
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