マイケル・ジャクソンの歌詞で英語を学ぼう!おすすめの曲も紹介!

エンタメで英語を学ぶ

マイケル・ジャクソンって誰? 

80年代のスーパー・スター 

英語学習のために洋楽を聴くのはとてもいいことです。 

学校で習う英語の原則とは異なる表現などもあって、生きた英語を学べます。 

アーティストによっては歌詞に魂がこもっています。 

魂のない言葉はなかなか心に響かず頭にも入りません。 

魂のある人間の言葉に人は共鳴するものです。 

そうすると覚えることができ、使えるようにもなります。 

さて、マイケル・ジャクソンを知っていますか? 

80年代に数えきれないほどのヒット曲を生み出したスーパースターです。 

ある年齢以上の人は必ずといっていいほど知っているでしょう。 

若い人で知らない人もいるかもしれませんが、曲を聴けば絶対にわかります。 

曲・歌・ダンスがパーフェクト 

マイケル・ジャクソンはたくさんのヒット曲を生み出しました。どれも素晴らしいです。 

カッコいいダンス系の曲もあれば、泣けるバラードもあります。 

世界の人々を思い世界平和を願う、感動的な名曲もあります。 

そしてマイケル・ジャクソンといえばダンスを思い浮かべる人も多いでしょう。 

いま世の中にダンスをするアーティストは増えましたし、SNSでダンスを披露している一般の人もいます。 

彼らのダンスもかなりのクオリティです。 

ですがマイケル・ジャクソンは比べ物にならないほどのパフォーマンスです。 

ですから今でもマイケルの振り付けをまねるダンサーがすごく多いのでしょう。 

マイケル・ジャクソンのおすすめ曲を紹介 

スリラー 

マイケル・ジャクソンの名曲の1つが『スリラー』です。 

特殊メイクのゾンビと一緒にキレキレのダンスを披露するMVが衝撃的です。 

ストーリー仕立てのMVが多いのはマイケル・ジャクソンの特徴でもあります。 

‘Cause this is thriller, thriller night 

And no one’s gonna save you from the beast about strike 

You know it’s thriller, thriller night 

You’re fighting for your life inside a killer, thriller tonight 

今夜はスリラー・ナイトだから 

誰も迫り来る獣から君を助けてくれるものはない 

今夜はスリラー・ナイト 

生きるため命をかけて戦うのさ 

これがサビの部分の歌詞と訳です。 

Michael Jackson “Thriller”

歌詞はホラー映画をカップルで見る様子を表しています。 

PVでも、ゾンビからマイケルと女の子が逃げています。 

最後に2人が助かってめでたしめでたし…と思ったのも束の間、最後のワンカットでマイケルの口から牙が!というオチになっています。 

スムース・クリミナル 

この曲も有名です。 

また、ダンスが衝撃的です。 

前傾姿勢で静止するスタイルを誰もが見たことがあると思います。 

ところで本楽曲のタイトルは英語で『Smooth Criminal』です。 

日本語で「スムーズ」というと思いますが、英語では「スムース」と発音します。 

意味は「手慣れた犯罪者」ということです。 

Bad 

この曲は筆者が記憶している限り数ヶ月間ヒットチャートに残り続けていました。 

この曲のMVも長編大作です! 

「I’m bad!」とマイケルが歌っています。 

マイケルは全然badな人じゃないのに、むしろいい人なのに… 

どういうこと!?となるかもしれません。 

ここでの「bad」は「ワルい、クールな、イケてる」という意味です。 

ちなみにこの意味でbadを使うとき、比較級・最上級は「bad-badder-baddest」となるそうです。 

通常は「bad-worse-worst」ですよね? 

Black or White 

タイトルから想像できるように「肌の色が黒かろうが白かろうが関係ない」というメッセージが込められている曲です。 

MVには黒人と白人だけでなく黄色人種も登場します。 

当時CGでさまざまな人種の男女の顔が次々変化していくのが衝撃でした。 

いろいろな国のダンスや文化が織り込まれていてマイケルの想いを感じることができます。 

アメリカの人種差別はまだまだ根強いのだなと思います。 

日本人にはわからないのですが… 

単一民族だからか能天気だからか、日本人は黒人だろうが白人だろうが黄色かろうが気にしないので… 

少なくとも私はそもそもお互いに敬意を払うことができるなら、どのような人種も国籍も平等だと感じています。 

だからこそマイケルのメッセージに共感しかありません。 

ヒール・ザ・ワールド 

マイケル・ジャクソンの数ある名曲の中でも特に美しい歌詞です。 

タイトルは「世界を癒そう」という意味です。 

湾岸戦争という社会背景の中リリースされた曲です。 

MVも戦争を想起させるものであり、武器を捨てるシーンがあります。 

Heal the world 

 Make it a better place 

 For you and for me 

 And the entire human race 

 There are people dying 

 If you care enough for the living 

 Make a better place for you and for me 

世界を癒そう 

よりよい場所にしよう 

あなたと僕のため 

そして世界人類のために 

亡くなる人がいる 

もし生きるもののため心を砕くなら 

あなたと僕のためよりよい場所を作ろう  

Michael Jackson “Heal the World”

マイケル・ジャクソンはこの曲の発表を機に『ヒール・ザ・ワールド財団』を設立しました。

マイケル・ジャクソンの曲で英語を学ぶ方法 

歌詞を見ながら聴く 

私は中学・高校時代、得意科目は英語だけでした。 

とはいえ得意科目といってもそれほど大したことはなかったです。 

なぜなら英文法の学習をサボっていたからです。 

歌詞カードを見ながら洋楽を聴いてばかりいた学生時代でした。 

そんな勉強(?)方法でも自然に英語の構造や単語が身についていたらしく、唯一の得意科目になりました。 

本当に英語ができるようになりたいなら英文法学習は必要だと思います。 

ですがこんな勉強法でもある程度身につくものです。 

素敵な歌詞は口ずさんでみる 

そして歌詞カードを見ながら自分の部屋でカラオケをしていました。 

当時はカラオケBOXが出始めたころでしたが、まだ一般的ではありませんでした。 

ひとりCDに合わせて歌っていました。 

これをやるといいことがあります。 

学校の授業で教科書を音読するとき恥ずかしくて日本人発音になってしまいがちです。 

ですが曲をマネして歌うとそのアーティストの発音に近づけようとするのです。 

マイケル・ジャクソンの「Pow!」というシャウトに関しては、ちょっとやめた方がいいかもしれませんけれども… 

マネしたければやってもいいですけど。 

まとめ 

マイケル・ジャクソンの曲で英語を学ぶ方法について紹介しました。 

またおすすめの曲についても紹介しました。 

マイケル・ジャクソンの英語より、もっとシンプルでわかりやすい曲もあります。 

また紹介していきます。 

お楽しみに。 

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